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プログラミング

エラーメッセージの正しい読み方・調べ方

執筆・監修:よろずやIT編集部|編集方針を見る

結論:まずここだけ読めばOK

詳しい手順・原因は、この下で解説しています。

プログラミングのイラスト

エラーは「敵」ではなく「案内役」

プログラミング初心者の多くが、赤字で表示されるエラーメッセージを見た瞬間に手が止まってしまいます。しかし、エラーメッセージは「あなたのコードのどこに、どんな問題があるか」を教えてくれる、いわば案内役です。読み方さえわかれば、怖いものではなくなります。

エラーメッセージの基本構成

エラーメッセージの構成要素を示す図解

多くのエラーメッセージには、以下の情報が含まれています。

まず注目すべきは「エラーの種類」と「起きた場所」です。焦って全文を訳そうとせず、この2つをまず確認する癖をつけましょう。

よくあるエラーの種類の例

検索するときのコツ

エラーメッセージを検索する際は、以下のようなコツがあります。

  1. エラーメッセージの中でも、固有名詞や具体的な数値の部分は削除して検索する(ファイル名や行番号は人によって違うため)
  2. 使用している言語名やツール名(例:「Python」「Excel」)を一緒に検索キーワードに含める
  3. 日本語で検索して情報が少ない場合は、エラーメッセージ部分だけ英語のまま検索してみる(海外の情報のほうが件数が多いことがよくあります)

英語のエラーは、3つに分けて読む

英語のエラーを、最初から最後まで、正確に訳そうとすると、疲れてしまいます。次の3つに分けて、拾い読みします。

見る場所 意味 例
① 種類 どんな種類のエラーか NameError、TypeError、SyntaxError
② 内容 何が問題なのか name 'x' is not defined(「xという名前は、定義されていません」)
③ 場所 どのファイルの、何行目か File "app.py", line 12

たとえば、Pythonで、次のようなエラーが出たとします。

NameError: name 'price' is not defined

**種類はNameError(名前に関するエラー)、内容は「priceが定義されていない」**ことです。多くの場合、変数名のつづりの間違い、または、定義する前に使っていることが原因です。

別の例です。

TypeError: can only concatenate str (not "int") to str

これは、「文字列に、数字を、そのままつなげられない」という意味です。数字を、文字列に変換してから、つなげる必要があります。

JavaScriptでは、次のような表示を、よく見かけます。

TypeError: Cannot read properties of undefined (reading 'name')

「定義されていないもの(undefined)の、nameは、読めません」という意味で、まだ存在しないものを、使おうとしていることが、原因です。

場所の情報を、見つける

エラーには、どこで起きたかが、書かれています。複数の行が表示される場合(スタックトレース)は、自分が書いたファイルの名前と行番号が、どこにあるかを探します。ライブラリの内部の行ではなく、自分のコードの行が、調べる出発点です。表示の順番は、言語によって異なります(Pythonは、通常、最後の行が、直接の原因です)。

検索・相談する時の、整理のしかた

エラーが出た時に、最初に確認するのは、次の3点です。

エラーメッセージは、全文をコピーして使ってください。「エラーが出ました」だけでは、原因を絞り込めません。AIに相談する時も、同じです。パスワードやAPIキー、個人情報は、必ず伏せてください(AIに貼る前チェック、API連携が「両方正常なのに繋がらない」時の確認5項目)。

学習の進め方は、プログラミング独学は「真似る→飛ばす→2周目」で続くで紹介しています。

エラーは読み解けば、次にやることが見えてくる

エラーメッセージを読む習慣がつくと、プログラミング学習のスピードは大きく変わります。「怖いもの」から「ヒントをくれるもの」へと捉え方を変えてみましょう。

エラーメッセージを翻訳ツールにそのままかけるのも一つの手ですが、専門用語が多い場合は意味が伝わりにくいことがあります。英語のまま検索エンジンにかけた方が、同じエラーで困った人の情報にたどり着きやすいこともあります。

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よくある質問

Q.英語のエラーメッセージが、読めません。どうすればよいですか?

A.すべてを訳そうとせず、「エラーの種類」「内容」「発生した場所」の3つに分けて、拾い読みしてください。翻訳ツールを使うのも有効ですが、専門用語は、英語のまま検索すると、同じ症状の情報に、たどり着きやすいことがあります。

Q.エラーが出たら、まず何をすればよいですか?

A.エラーメッセージを、最後まで読み、「いつから」「何をした直後か」「今どんな状態か」を整理してください。直前に変更した箇所が、原因であることが多くあります。それでも分からない場合は、エラーの全文をそのまま検索するか、伏せ字にして、AIや詳しい人に相談します。

Q.AIにエラーを聞く時の、コツはありますか?

A.エラーの全文、直前の操作、使っている言語やバージョン、該当するコードの一部を、あわせて渡すと、原因を絞り込みやすくなります。パスワードやAPIキー、個人情報は、必ず伏せてから貼ってください。

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