結論: Pythonは、読みやすく書きやすいと言われる汎用のプログラミング言語で、AI・データ分析・業務の自動化・Webアプリの開発など、幅広い分野で使われています。初心者の最初の1本目として選ばれることが多く、数行のコードから、動かして試せます。
Pythonとは
Pythonは、1990年代に登場した、プログラミング言語です。シンプルな書き方と、豊富なライブラリ(便利な部品の集まり)が特徴で、世界中で広く使われています。
たとえば、画面に文字を表示するだけなら、次のように、1行で書けます。
print("こんにちは")
Pythonでできること
| 分野 | 具体例 |
|---|---|
| データ分析 | 表計算データの集計、グラフの作成 |
| AI・機械学習 | 画像の分類、文章の分析など、AIモデルの開発 |
| 業務の自動化 | ファイルの整理、Excelの処理、Webからの情報収集 |
| Webサービスの開発 | Webサービスの、裏側(サーバー側)の処理 |
| 科学技術計算 | 実験データの処理、シミュレーション |
Pythonが読みやすいと言われる理由
- 波かっこの代わりに、字下げ(インデント)で、処理のまとまりを表す:見た目が整い、コードが読みやすくなる
- 短いコードで、やりたいことを書ける:他の言語より、行数が少なくなる傾向がある
- 英語に近い書き方:
print、if、forなど、意味が想像しやすい
たとえば、変数に名前を入れて、あいさつを表示するコードは、次のとおりです。変数の考え方は、変数とはで解説しています。
name = "田中"
print("こんにちは、" + name + "さん")
向いていないこと
次のような用途では、Pythonは、主役になりにくいです。
- スマホアプリの開発:SwiftやKotlinなどが、主に使われる
- ブラウザ上で動く、画面の動き:JavaScriptが、使われる。違いは、HTML・CSS・JavaScriptの違いで解説しています
- 処理速度が、極限まで求められる場面:他の言語のほうが、向くことがある
始め方
1. Pythonをインストールする
Python公式サイトから、自分のOSに合ったものを入手し、インストールします。必ず、公式サイトから入手してください。
2. 動作を確認する
ターミナル(Windowsではコマンドプロンプトなど)で、次を入力し、バージョンが表示されれば、インストールできています。
python --version
OSやインストール方法によっては、python3 --version で、確認する場合があります。
3. 最初のコードを動かす
メモ帳などのエディタで、print("こんにちは") と書いたファイルを、hello.py という名前で保存し、ターミナルから、実行します。
python hello.py
「こんにちは」と表示されれば、成功です。
学ぶ時のコツ
- 小さな目標を決める:「ファイルの名前を、まとめて変える」など、身近な課題から始める
- エラーを恐れない:エラーメッセージは、ヒントになる。読み方は、エラーメッセージの読み方で解説しています
- ライブラリは、必要になってから学ぶ:最初から、すべてを理解しようとしない
- 文字化けに注意:日本語を扱う時は、文字コードを意識する。詳しくは、文字化けの直し方をご覧ください
振り返ると
Pythonは、読みやすく、幅広い分野で使われているプログラミング言語です。データ分析、AI、自動化などに強く、スマホアプリなどには、向かない場面もあります。まずは公式サイトから導入して、短いコードを、動かすところから始めましょう。
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