結論: URLは、インターネット上のページやファイルの場所を示す住所です。「https://」で始まる文字列は、いくつかの部分に分かれていて、特にドメインの部分が、サイトの運営者を見分ける手がかりになります。
URLの構造
次のURLを例に、各部分を見てみましょう。
https://www.example.com:443/blog/post.html?id=10#section2
| 部分 | 例 | 意味 |
|---|---|---|
| スキーム | https:// | 通信の方式(https は暗号化された通信) |
| ホスト名(ドメイン) | www.example.com | サイトの「名前」。運営者を示す |
| ポート番号 | :443 | サーバーの「窓口」の番号。通常は省略される |
| パス | /blog/post.html | サイトの中の、ページの場所 |
| クエリ | ?id=10 | ページに渡す、追加の情報 |
| フラグメント | #section2 | ページ内の、特定の位置 |
各部分を、もう少し詳しく
- スキーム:通信の決まりごとを表す。HTTPとHTTPSの違いは、HTTPとHTTPSの違いで解説しています
- ドメイン:ドットで区切られ、右側ほど、大きな区分になる。詳しくは、ドメインとはをご覧ください
- ポート番号:通常は、HTTPSなら443番で、省略される。ポート番号とはで解説しています
- パスとクエリ:サイトの中の場所や、ページの条件を示す
ドメインの読み方のコツ
ドメインは、右から左へ、大きな区分から読みます。
www.example.co.jp
- 一番右の「jp」は、日本を示す区分
- 「co」は、企業などの種類を示す区分
- 「example」が、組織や、サイトの名前
- 一番左の「www」は、サーバーの名前のようなもの
つまり、「example.co.jp」の部分が、サイトの運営者を示しています。
偽サイトのURLの特徴
フィッシング詐欺などの偽サイトは、URLを、本物に似せて作ることがあります。
1. ドメインの綴りが、似ている
本物と1文字だけ違う、文字を入れ替えている、似た文字を使っているなどの手口があります。たとえば、「example」を「examp1e」(小文字のLを数字の1にする)のように変えます。
2. 本物の名前が、前のほうに入っているだけ
「https://example.com.fake-site.com/」のように、本物の名前が含まれていても、**実際のドメインは、一番右側の「fake-site.com」**です。
3. 非常に長いURL
長いURLの途中に、本物らしい文字列を入れ、本当のドメインを、見えにくくします。
4. 短縮URLで、行き先を隠す
リンク先が分からないため、出所が不明な短縮URLは、開かないのが安全です。
安全にURLを扱うコツ
- メールやSMSのリンクは、開く前に、リンク先のドメインを確認する
- 重要なサービスは、公式アプリや、ブックマークから開く
- ログインや、個人情報の入力を求められたら、URLの、ドメインの部分を確認する
- 不審なQRコードに注意する。QRコードの仕組みと安全性で、解説しています
詳しい手口は、フィッシング詐欺とはをご覧ください。
振り返ると
URLは、インターネット上の場所を示す住所で、スキーム・ドメイン・パス・クエリなどから成ります。特に、ドメインの部分が、サイトの運営者を示すため、偽サイトを見分ける時は、右側のドメインを確認しましょう。
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