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Google Chromeに「重大」な脆弱性。32件の修正版が公開、今すぐ更新を

執筆・監修:よろずやIT編集部|編集方針を見る

結論:まずここだけ読めばOK

詳しい手順・原因は、この下で解説しています。

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何が起きたのか

Googleは2026年9月29日、デスクトップ版(Windows・macOS・Linux)およびAndroid版の「Google Chrome」に対するセキュリティアップデートを公開しました。今回の更新では、合計32件の脆弱性に対処しています。

内訳は、最も深刻な「重大(Critical)」が1件、「高(High)」が25件、「中(Medium)」が1件、「低(Low)」が5件です。世界で非常に多くの人が利用しているブラウザだけに、こうした脆弱性は影響範囲も大きくなりがちです。

「重大」評価だった脆弱性の中身

唯一「重大」と評価されたのは、CVE-2026-102331として登録された、ANGLEコンポーネントにおけるバッファオーバーフローの脆弱性です。ANGLEは、Chromeがグラフィックの描画処理を行う際に使われる内部コンポーネントです。

バッファオーバーフローとは、プログラムが本来想定していたメモリ領域を超えてデータを書き込んでしまう不具合のことです。これを悪用されると、悪意のあるWebページを開いただけで、攻撃者に不正なコードを実行されてしまう可能性があります。

対象バージョンと更新方法

今回の修正が反映されたバージョンは、以下の通りです。

デスクトップ版は今後数日から数週間かけて、順次自動配信される予定ですが、手動で確認・適用することもできます。

  1. Chrome右上の縦三点メニューを開く
  2. 「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を選択
  3. 自動的に最新版の確認が行われ、更新があれば「再起動」ボタンが表示される
  4. 「再起動」を押して、更新を適用する

Android版は、数日中にGoogle Playでの公開が予定されています。

なぜ、すぐに更新した方がいいのか

今回の脆弱性が、すでに実際の攻撃で悪用されているという情報は、記事執筆時点では確認されていません。ただし、脆弱性の内容が公になった後は、それを悪用しようとする動きが出てくる可能性があります。以前の記事「Windowsアップデートが『3日以内』の時代に?」でも触れた通り、脆弱性が発見されてから悪用されるまでの期間は、年々短くなる傾向にあります。

「後でまとめて更新しよう」と先送りにせず、気づいたタイミングで更新を済ませておくことをおすすめします。

参考

※ バージョン番号・配信状況は変動する可能性があります。最新情報は上記の参考記事、およびGoogle Chrome公式のリリースノートでご確認ください。

関連記事:脆弱性とは

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あわせて読みたい:Chromeが2日連続でセキュリティ更新|v156の脆弱性と、再起動まで終える手順

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よくある質問

Q.自分のChromeが最新版かどうか、どこで確認できますか?

A.Chromeの右上にある縦三点のメニューから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を開くと、現在のバージョンが表示され、同時に最新版の確認とアップデートが行われます。更新があった場合は「再起動」ボタンが表示されるので、押して適用してください。

Q.この脆弱性は、もう悪用されているのですか?

A.報道されている範囲では、今回修正された脆弱性が実際に悪用された(攻撃に使われた)という情報は確認されていません。ただし、脆弱性の内容が公開された後は、それを悪用しようとする動きが出てくる可能性があるため、確認され次第早めに更新することが重要です。

Q.『重大』と評価された脆弱性は、具体的に何が問題なのですか?

A.今回『重大』と評価されたのは、ANGLE(Chromeが画面描画に使用する内部コンポーネント)におけるバッファオーバーフローの脆弱性です。悪意のあるWebページを開いただけで、想定外の領域にデータが書き込まれ、攻撃者に不正なコードを実行されてしまう可能性があるとされています。

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