まず確認すべきこと:Zoom画面内のビデオボタン
会議画面の下部に並ぶボタンの中に「ビデオ」という項目があります。ここが「ビデオの停止」表示になっていればオンの状態、「ビデオの開始」表示になっていればオフの状態です。まずはこのボタン自体がオンになっているかを確認しましょう。
① 使用するカメラが正しく選択されているか確認する
パソコンに複数のカメラ(本体内蔵カメラと外付けカメラなど)が接続されている場合、Zoom側で意図しないカメラが選択されていることがあります。ビデオボタン横の「∧」マークから設定を開き、正しいカメラが選択されているか確認してください。
② OS側のカメラのアクセス許可を確認する
パソコンやスマホの設定で、Zoomアプリからのカメラアクセスがブロックされている場合、画面が真っ暗になったり、カメラが検出されなかったりします。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」(またはそれに準じる項目)から、カメラへのアクセスがZoomに対して許可されているか確認しましょう。
③ 他のアプリがカメラを使用していないか確認する
TeamsやGoogle Meetなど、他のビデオ通話アプリが同時に起動していると、カメラが二重に使用できず、Zoom側で映像を取得できないことがあります。他のアプリを終了してから、Zoomを再度起動してみてください。
④ 会議の設定(主催者側の制限)を確認する
カメラのアイコンに斜線が入っていて操作できない場合、主催者側が参加者のビデオ送信を制限している可能性があります。この場合は自分の端末の問題ではないため、主催者に確認するのが確実です。
⑤ 物理的なカメラカバー・スイッチを確認する
一部のノートパソコンには、プライバシー保護のための物理的なカメラカバーやスイッチが付いています。意図せず閉じたままになっていないか、念のため確認しましょう。
実際によくある見落としがちな原因
- スマホアプリ版のZoomで、会議中にホーム画面に戻ったり他のアプリを開いたりして、意図せずビデオがオフになっていた
- 会議前にテストをせず本番に臨み、直前になってカメラの許可設定がされていないことに気づいた
- HD画質をオンにしたままにしており、回線速度の低下で映像が不安定になっていた(設定でHDをオフにすると改善する場合があります)
事前にできる備え
重要な会議の前には、Zoom公式が提供している「テスト会議」の機能を使い、事前にカメラとマイクの動作を確認しておくことをおすすめします。本番直前に慌てるリスクを大きく減らせます。内蔵カメラの映りが悪い・故障が疑われる場合は、外付けのWebカメラに切り替えると、画質面のトラブルごと解決できることもあります。
スマホアプリ版とパソコン版で異なる注意点
スマホアプリ版のZoomでは、他のアプリに切り替えたり画面をロックしたりすると、ビデオが自動的にオフになる仕様があります。うっかり操作でビデオが切れてしまうことが多い方は、会議中は他のアプリの通知をオフにしておくなど、意図しない画面遷移を防ぐ工夫も効果的です。パソコン版では、この自動オフの仕様はなく、多くの場合、設定やハードウェア側の問題が原因になります。
全体を通して言えること
カメラが映らない時は、①Zoom内のビデオボタン②カメラの選択③OSのアクセス許可④他アプリとの競合⑤主催者側の設定、の順に確認すると、多くの場合原因を特定できます。特に大事な会議の前は、事前のテスト会議で確認しておくと安心です。
参考にした情報源
※ 画面表示や手順はアプリのバージョンによって異なる場合があるため、最新の情報は上記の公式ページもあわせてご確認ください。