よろずやIT
用語辞典

CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)とは

執筆・監修:よろずやIT編集部|編集方針を見る

結論:まずここだけ読めばOK

詳しい手順・原因は、この下で解説しています。

用語辞典のイラスト

CDNとは何か

CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)とは、Webサイトのデータ(画像や動画、プログラムファイルなど)を、世界中の複数の場所に分散して用意しておき、利用者から地理的に近いサーバーから、データを届けることで、表示速度を高速化する仕組みのことです。

なぜ「近さ」が速度に関係するのか

以前の記事で紹介した「レイテンシ(遅延)」の通り、データが届くまでの物理的な距離が遠いほど、通信には時間がかかります。もしWebサイトのデータが、地球の裏側にあるサーバー1箇所だけに置かれていた場合、遠く離れた国からアクセスする利用者ほど、表示に時間がかかってしまいます。

CDNは、あらかじめ世界中の様々な地域に、同じデータのコピーを配置しておくことで、利用者が今いる場所から一番近い拠点のデータを使って、表示を高速化しています。

「コンビニのチェーン店」に例えると

CDNの仕組みは、全国各地に店舗を展開しているコンビニチェーンに例えるとわかりやすいかもしれません。もし本社(元のサーバー)が1箇所にしかなければ、遠方に住む人は買い物のたびに長い距離を移動しなければなりません。しかし、全国各地に同じ商品を扱う店舗(CDNの拠点)があれば、誰もが自分の家から一番近い店舗で、素早く買い物を済ませることができます。

CDNによる主なメリット

どんな場面で活用されているか

CDNは、多くの人が利用する大規模なWebサービスや、動画配信サービス、ニュースサイトなど、世界中から安定したアクセスを支える必要があるサービスで、広く導入されています。私たちが普段、海外にサーバーがあるサービスでも快適に利用できているのは、こうしたCDNの存在が大きく貢献しています。

この分野は変化が速いため、公開後も情報が古くなっていないか、定期的に見直すようにしています。

サイト表示が遅いという相談で最初に確認すること

「サイトの表示が遅い」という相談を受けたとき、まず確認するのが画像ファイルのサイズです。CDNを導入していても、そもそもの画像が数MB単位の重いファイルのままだと、恩恵を十分に受けられません。CDNは「配る仕組み」を効率化する技術であって、配るものそのものを軽くしてくれるわけではないため、CDNの導入と合わせて、画像の圧縮や適切なサイズへの調整も行うことで、初めて効果を実感できる速度改善につながります。

振り返ると

CDNは、「データの置き場所を、利用者の近くに分散させる」ことで、Webサイトの表示速度と安定性を支える、縁の下の力持ちのような仕組みです。

関連記事:クラウドの仕組みを図解でやさしく、クラウドサービスの例、クラウドって何?小学生にも分かる3つの例え話

関連記事:HTTPステータスコードとは

関連記事:ロードバランサーとは

PR【送料無料】ネットワーク入門・構築の教科書 ヤマハネットワーク技術者認定試験/のびきよ/ヤマハ株式会社

【送料無料】ネットワーク入門・構築の教科書 ヤマハネットワーク技術者認定試験/のびきよ/ヤマハ株式会社

¥3,278

楽天で見る
SHAREXLINEはてブ

関連記事

最新のIT関連書籍 トップ10

PR / 楽天市場の売れ筋ランキングを定期的に取得しています。価格は変動する場合があるため、購入前に各ストアでご確認ください。