結論: VESA規格は、モニター背面のネジ穴の間隔を統一した規格です。モニターアームを買う前に、①VESAに対応しているか ②穴の間隔(75×75mm・100×100mmなど)がアームと同じか ③重さが耐荷重の範囲内か、の3つを確認します。
VESA規格とは何か
VESA規格とは、モニターやテレビの背面にあるネジ穴の位置・サイズを統一した、業界標準の規格のことです。「Video Electronics Standards Association」という、映像関連機器の標準化団体が定めています。
この規格のおかげで、メーカーや機種が違っても、VESA規格に対応したモニターであれば、同じくVESA規格に対応したモニターアームや壁掛け金具を使って取り付けられるようになっています。
なぜ確認が必要なのか
モニターアームを選ぶ際、デザインや可動域だけを見て選んでしまうと、「届いたけれど自分のモニターに取り付けられなかった」という失敗につながることがあります。これは、モニター側がVESA規格に対応していないか、対応していても穴の配置サイズが違うことが原因です。
VESA規格には、「75×75mm」「100×100mm」といったように、ネジ穴の間隔によっていくつかのサイズがあります。モニターアーム側の対応サイズと、自分のモニターのネジ穴の配置が一致していないと、そのままでは取り付けられません。
購入前に確認したい3つのポイント
- 自分のモニターがVESA規格に対応しているか:取扱説明書やメーカーサイトの仕様欄で確認できます
- VESA規格のサイズが、モニターアームの対応サイズと一致しているか:「75×75mm」「100×100mm」など、サイズの表記を見比べます
- モニターの重量が、アームの対応耐荷重の範囲内か:規格が合っていても、重すぎるモニターには対応できない場合があります
特に、ノートパソコンに外付けモニターとして使っている方や、ゲーミングモニターのような重量のあるモニターを使っている方は、重量の確認を忘れずに行うことをおすすめします。
VESA非対応モニターでも使える場合がある
モニターがVESA規格に対応していない場合でも、別売りのVESA変換アダプターを使うことで、モニターアームに取り付けられるようになる製品もあります。ただし、アダプター自体の耐荷重や、取り付けの安定性には注意が必要です。
モニターアームを選ぶ際は、対応VESAサイズ・耐荷重・デスクへの取り付け方式(クランプ式・グロメット式)の3点をあわせて確認しておくと、購入後のミスマッチをかなり防げます。
こうして見ると
VESA規格は、普段意識することのない仕組みですが、モニターアームや壁掛け金具を選ぶ際には欠かせない基礎知識です。「対応しているかどうか」を一度確認するだけで、届いてから取り付けられないという失敗を避けられます。以前の記事「デュアルディスプレイの設定方法」とあわせて、モニター環境を整える際の参考にしてください。