通知が来ない原因は「3つの層」に分かれている
スマホの通知は、「OS全体の設定」「アプリごとの設定」「マナーモードなどの一時的な状態」という3つの層で制御されています。どこかの層でブロックされていると、通知は届きません。順番に確認していきましょう。
① OS全体の通知設定を確認する
設定アプリの「通知」というメニューから、そもそもスマホ全体で通知が許可されているか確認します。ここで該当のアプリの通知がオフになっていないか、まず確認しましょう。
② アプリごとの通知設定を確認する
OS全体では許可されていても、アプリ自体の中の設定で通知がオフになっているケースがあります。LINEやメールアプリなど、通知が来ないアプリを開き、そのアプリ内の「設定」から通知に関する項目を確認してみてください。
③ おやすみモード・集中モードがオンになっていないか確認する
「おやすみモード」や「集中モード」が有効になっていると、設定した条件に合わない通知は表示されなくなります。意図せずオンになったままになっていないか、画面上部のステータスバーのアイコンや、設定画面から確認しましょう。
④ バッテリー節約機能の影響を確認する
バッテリーを長持ちさせるための節約機能が有効になっていると、バックグラウンドでのアプリの動作が制限され、結果的に通知が遅れたり届かなかったりすることがあります。特定のアプリだけ通知が来ない場合、このバッテリー最適化の対象から除外する設定がないか確認してみてください。
⑤ 通信環境を確認する
Wi-Fiやモバイル通信が不安定な状態だと、通知そのものがスマホに届いていない可能性があります。他のアプリの通信ができているか、あわせて確認してみましょう。
⑥ スマホを再起動する
一時的なシステムの不具合が原因になっている場合、再起動することで解消されることがあります。
「来ていない」のではなく「表示されない設定」なことが多い
通知関連では、「通知が来なかった」のではなく、「通知は来ていたけれど表示されない設定になっていた」というケースが意外とあります。アプリの通知がOFF、スマホ本体の通知設定がOFF、おやすみモードや集中モードがON、バッテリー節約のためアプリの動作が制限されている、アプリ内の通知設定だけOFF、などです。特に難しいのは、通知設定が一カ所ではないことです。スマホ本体にも設定があり、アプリ側にも設定がある。そのため「通知が来ない」と相談されたら、いきなりアプリを再インストールするのではなく、「他の通知は届いているか」→「そのアプリだけか」→「本体設定」→「アプリ設定」という順番で確認すると切り分けやすいです。重要な連絡を見逃してしまう可能性もあるので、通知は「便利な機能」ではなく、場合によっては情報を受け取るための重要な仕組みだと考えています。
ここまでのポイント
通知が来ない原因は、多くの場合「OS」「アプリ」「一時的なモード」のどこかに隠れています。順番に確認していけば、原因を特定しやすくなります。