カテゴリとは「どこまで対応できるか」の等級
LANケーブルには、「CAT6」「CAT6A」といった表示があります。これがカテゴリで、そのケーブルが、どのくらいの通信速度・周波数に対応できるかを表しています。
カテゴリ別の目安
| カテゴリ | 通信速度の目安 | 主な用途 |
|---|---|---|
| Cat5e | 最大1Gbps | 一般的な家庭用。1Gbps以下の環境 |
| Cat6 | 最大1Gbps(短い距離なら10Gbpsに対応) | 家庭・オフィスの標準 |
| Cat6A | 最大10Gbps | 高速な回線や、将来を見据えた配線 |
| Cat8 | 最大25〜40Gbps(短距離) | データセンターなど、特殊な用途 |
※上記は規格上の目安です。実際の速度は、環境によって変わります。
家庭ではどれを選ぶ?
- 契約が1Gbps以下:Cat6で、十分な場合が多い
- 10Gbpsの回線や、高速なNASなどを使う:Cat6A以上
- 特にこだわりがない:Cat6かCat6Aを選んでおけば、困ることは少ない
Cat8は、高価で、家庭ではオーバースペックになりがちです。配線を壁の中などに通す場合は、あとから交換しにくいため、少し余裕を持って選ぶ方法もあります。
速度が出ない時に確認すること
ケーブルを替える前に、次のポイントを確認してください。
- ルーターの、LANポートの速度:ポートが、100Mbpsまでの古い機器では、ケーブルを替えても速くなりません
- パソコンの、LANポートの速度:パソコン側が、1Gbps対応かを確認する
- 回線の契約速度:契約が速くなければ、上限は変わらない
- ケーブルの状態:曲げすぎ・踏みつけ・断線がないか
- Wi-Fiを使っていないか:有線にしたつもりで、無線になっていないか
Wi-Fiが不安定な場合は、Wi-Fiにつながらない時の確認や、2.4GHzと5GHzの違いも参考になります。
購入時のチェックポイント
- カテゴリの表示:パッケージ、またはケーブル本体の表示を確認する
- 長さ:必要な長さに、少し余裕を持たせる(規格上の上限は100m)
- ツメの折れ防止カバー:抜き差しが多い場所では、丈夫なものが便利
- シールド(ノイズ対策):電源ケーブルの近くを通す場合は、シールド付きが安心
振り返ると
LANケーブルのカテゴリは、対応できる速度の目安です。家庭では、Cat6かCat6Aで、多くの場面に対応できます。速度が出ない時は、ケーブルだけでなく、ルーター、パソコン、回線の契約も、あわせて確認しましょう。
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