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マルウェアとウイルスの違いとは?

執筆・監修:よろずやIT編集部|編集方針を見る

結論:まずここだけ読めばOK

詳しい手順・原因は、この下で解説しています。

用語辞典のイラスト

マルウェアとは「悪意あるプログラム全般」を指す言葉

マルウェア(malware)とは、「Malicious(悪意のある)」と「Software(ソフトウェア)」を組み合わせた造語で、利用者に損害を与えることを目的として作られた、あらゆる悪意のあるプログラムの総称です。

「ウイルス」はマルウェアの一種

私たちは日常的に、悪意のあるプログラム全般を指して「ウイルス」と呼ぶことが多いですが、専門的には、ウイルスはマルウェアという大きな括りの中に含まれる、1つの種類にすぎません。マルウェアには、ウイルス以外にも様々な種類が存在します。

図で見るマルウェアの分類

言葉で説明されるより、全体像を図で見た方がイメージしやすいので、まとめてみました。

マルウェアとその分類を示す図解

マルウェアの主な種類

なぜ種類を区別することが大切なのか

それぞれの種類によって、感染経路や被害の内容、有効な対策方法が異なります。「マルウェア」という総称だけでなく、それぞれの特徴を知っておくことで、自分が今どんなリスクにさらされているのかを、より正確に理解しやすくなります。たとえば、ランサムウェアであればバックアップの有無が被害の大きさを左右しますが、スパイウェアであれば、気づかないうちに情報が抜き取られていないかという視点がより重要になります。

実際によくある感染のきっかけ

いずれも「便利さ」や「急いでいる時の判断の甘さ」につけ込まれるケースが多く、落ち着いて確認する習慣が最大の防御になります。

感染してしまったかもしれない時の対処手順

①ネットワークから切断する

Wi-Fiをオフにするなどして、それ以上の情報送信や、他の端末への感染拡大を防ぎます。

②セキュリティソフトでスキャンを行う

最新の状態に更新したセキュリティソフトで、フルスキャンを実行します。

③重要なアカウントのパスワードを変更する

スパイウェアなどによって情報が抜き取られていた可能性を考慮し、特に重要なサービスのパスワードは、別の安全な端末から変更しておくと安心です。

④自力での対処が難しい場合は、専門窓口に相談する

IPA(情報処理推進機構)では、コンピューターウイルスや不正アクセスに関する相談窓口を設けています。

分類より「何が起きているか」を確認する方が大事

このテーマで印象的なのは、「ウイルスに感染した」と言われて調べてみたら、そもそもウイルスとは限らなかったというケースです。一般の方にとっては、パソコンに悪いものが入ったら全部「ウイルス」という感覚があります。実際には、マルウェアという大きなカテゴリーの中に、ウイルスやワーム、トロイの木馬などさまざまな種類があります。現場では名前を厳密に覚えることより、「何が起きているのか」を確認する方が重要です。「変な広告が出る」「パソコンが急に遅くなった」「知らないソフトが入っている」など、症状から調べていく。初心者には、まず「ウイルス」と「マルウェア」の厳密な分類を覚えるより、怪しい挙動があったら自己判断で放置しないことを伝えたいと考えています。

基本的な対策は共通している

種類ごとに細かな違いはあるものの、以下のような基本的な対策は、多くのマルウェアに共通して有効とされています。

ここまでのポイント

「ウイルス」という言葉は広く使われていますが、正確にはマルウェアという大きな分類の中の1つです。それぞれの特徴を知っておくことで、より的確な対策につなげることができます。

出典

※ 手口や対策は日々更新されるため、最新の注意喚起情報は上記の公式ページもあわせてご確認ください。

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よくある質問

Q.セキュリティソフトを入れていれば、マルウェアの被害は完全に防げますか?

A.セキュリティソフトは非常に有効な対策ですが、100%防げるとは限りません。新しいタイプのマルウェアは、セキュリティソフト側の対応が追いつくまでの間、検知をすり抜けてしまうことがあります。ソフトの導入に加えて、不審なリンクやファイルを開かないという基本的な習慣も、あわせて重要です。

Q.スマホもマルウェアに感染しますか?

A.はい、パソコンだけでなくスマホも感染する可能性があります。特に、公式のアプリストア以外からアプリをインストールした場合にリスクが高まるとされています。公式ストア経由でのインストールを徹底することが、基本的な対策になります。

Q.感染したかもしれないと思ったら、まず何をすればいいですか?

A.まずは慌てずにネットワークから切断し(Wi-Fiをオフにするなど)、それ以上の情報の送信や被害の拡大を防いでください。そのうえで、セキュリティソフトによるスキャンを行い、必要に応じて専門のサポート窓口に相談することをおすすめします。

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