拡張機能とは何か
Chromeの拡張機能とは、ブラウザに後から追加してインストールできる、機能を拡張するための小さなプログラムのことです。広告を非表示にしたり、パスワードを管理したり、文章を自動で翻訳したりと、便利な機能が数多く提供されています。
なぜ注意が必要なのか
拡張機能は、インストール時に「閲覧しているすべてのサイトのデータの読み取りと変更」といった、強い権限を求めてくることがあります。信頼できない拡張機能をインストールしてしまうと、閲覧履歴や入力した情報が外部に送信されてしまうリスクがあります。
安全に使うための確認ポイント
① 提供元・開発者情報を確認する
拡張機能の詳細ページには、開発者の情報が記載されています。個人や聞いたことのない会社が提供しているものより、実績のある企業が提供しているものの方が、一般的に信頼性が高いといえます。
② レビューとインストール数を確認する
極端にレビューが少ない、評価が低い拡張機能は避けた方が無難です。多くのユーザーに使われ、高評価を得ている拡張機能の方が、安全性の面でも安心材料になります。
③ 要求される権限を確認する
インストール時に表示される「この拡張機能が実行できる操作」の内容を、必ず一度確認しましょう。単純な機能なのに、不釣り合いに広い権限を求めてくる場合は注意が必要です。
④ 使わなくなった拡張機能は削除する
一度インストールしたまま、使わなくなった拡張機能を放置している人は多いですが、これはセキュリティ上望ましくありません。定期的に「拡張機能」の管理画面を開き、使っていないものは削除する習慣をつけましょう。
拡張機能が原因の不調に気づいたら
急にブラウザの動作が重くなった、見慣れない広告が増えた、といった場合は、最近インストールした拡張機能が原因になっていることがあります。心当たりのある拡張機能を一時的に無効化して、症状が改善するか確認してみましょう。
全体を通して言えること
セキュリティ診断では、退職した社員が使っていた拡張機能が、そのまま会社のパソコンに残っていたケースに出会うこともあります。定期的な棚卸しを組織のルールに組み込むことをおすすめしています。
拡張機能は便利な反面、強い権限を持つものも多いため、インストール前の確認を習慣にすることが大切です。
拡張機能のレビュー欄には、他の利用者が気づいた不審な挙動が書き込まれていることもあるため、インストール前に目を通す習慣もおすすめです。