いきなり電源ボタンを押すのはNG
パソコンがフリーズすると、多くの人はすぐに電源ボタンを長押ししてしまいますが、これは保存していないデータが消えたり、最悪の場合ファイルが壊れたりするリスクがある「最終手段」です。まずは他の方法を試しましょう。
① 少し待ってみる
一時的に重い処理をしているだけで、数十秒〜数分待つと復帰することがあります。特に大きなファイルを保存している最中や、アップデートの適用中は反応が遅くなりがちです。マウスカーソルが動くかどうかを確認しつつ、まずは1分ほど待ってみましょう。
② タスクマネージャーを強制的に呼び出す
Windowsの場合、「Ctrl + Alt + Delete」キーを同時に押すと、画面がフリーズしていても反応することがあります。表示されたメニューから「タスクマネージャー」を選び、応答なしになっているアプリだけを選択して「タスクの終了」を行いましょう。パソコン全体を再起動せずに済むケースが多いです。
Macの場合は「command + option + esc」で強制終了メニューが呼び出せます。
③ 特定のアプリだけが固まっている場合
パソコン全体ではなく、1つのアプリだけが反応しなくなっている場合は、②の方法でそのアプリだけを終了すれば、他の作業は続けられます。無理にパソコン全体を再起動する必要はありません。
④ どうしても反応しない場合の電源長押し
上記を試してもまったく反応がない場合に限り、電源ボタンを5秒以上長押しして強制的に電源を切ります。これは本当に最後の手段です。この方法で電源を切った後は、一時的なデータが壊れている可能性があるため、再起動後にファイルの保存状況を確認しましょう。
「壊れた」と決めつける前の切り分け方
企業のPCがフリーズしたとき、いきなり「パソコンが壊れた」と考えないようにしています。まず確認するのは、特定のソフトを使ったときだけ起こるのか、パソコン全体が固まっているのか、直前に何をしていたのか、再起動すると改善するのか、最近ソフトやWindowsの更新をしたか、といったところです。実際には、PCそのものの故障ではなく、特定のソフトやブラウザ、メモリ使用量が原因ということも少なくありません。特にブラウザで大量のタブを開いたまま、Excelなど別の重いソフトも同時に使っていると、メモリが圧迫されて動作が極端に遅くなることがあります。フリーズすると「何もできない」と思ってしまいますが、「PC全体が止まったのか、それとも一つのアプリだけが止まったのか」を見るだけでも、かなり原因を絞り込めます。
頻繁にフリーズする場合
月に何度もフリーズが起きる場合は、メモリ不足や、ハードディスク・SSDの劣化のサインである可能性があります。パソコン内部の空き容量の確認や、専門店での診断も検討してみてください。増設用メモリやSSDへの交換で改善するケースもあります。
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