結論: セーフモードは、必要最小限の機能だけでWindowsを起動して、不具合の原因を切り分けるための方法です。通常の画面が使えるなら、「設定」の「回復」から入れます。起動できない時は、電源の強制終了を繰り返して、回復環境を開いてから入ります。
セーフモードとは
セーフモードは、Windowsを、最小限のドライバーとサービスだけで起動するモードです。次のような場面で使います。
- 通常の起動で、画面が固まる・青くなる
- 新しく入れたアプリやドライバーの後に、不具合が出た
- ウイルスや不要なソフトを、取り除きたい
- システムの復元など、修復作業を行いたい
通常のモードでは問題が出るが、セーフモードでは出ない場合、最小構成に含まれない、アプリやドライバーが原因である可能性が高い、と切り分けられます。
方法1:通常の画面から入る
Windowsが起動して、操作できる場合の手順です。
- 「設定」を開き、「システム」→「回復」を選ぶ
- 「PCの起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」を選ぶ
- 再起動後、青い画面で、「トラブルシューティング」を選ぶ
- 「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」を選ぶ
- 再起動後、一覧が表示されたら、キーボードで番号を選ぶ
| キー | モード |
|---|---|
| 4(またはF4) | セーフモードを有効にする |
| 5(またはF5) | ネットワークを使用するセーフモードを有効にする |
| 6(またはF6) | コマンド プロンプトを使用するセーフモードを有効にする |
メニューの名称は、バージョンによって異なる場合があります。
サインイン画面から入る方法
サインイン画面で、キーボードの「Shift」キーを押しながら、画面右下の電源ボタンから、「再起動」を選ぶと、同じ回復の画面が開きます。
方法2:Windowsが起動しない時
通常の画面にたどり着けない場合は、回復環境を開いて、同じ手順に進みます。
- パソコンの電源を入れて、Windowsのロゴが出たら、電源ボタンを長押しして、強制的に電源を切る
- これを、2〜3回繰り返す
- 「自動修復を準備しています」と表示され、回復環境の画面が開く
- 「詳細オプション」を選び、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」へ進む
この方法は、強制終了を繰り返すため、データが壊れるリスクがあります。ほかに手段がない場合に限って、行ってください。
方法3:システム構成の設定で入る
通常の画面が使える場合は、設定ツールからも、セーフモードにできます。
- 「Windowsキー+R」を押し、「msconfig」と入力して、Enterキーを押す
- 「ブート」タブを開く
- 「セーフブート」にチェックを入れ、「最小」を選ぶ
- 「OK」を押して、再起動する
注意: この方法で入ると、再起動のたびに、セーフモードで起動します。作業が終わったら、同じ画面で、「セーフブート」のチェックを外してください。
セーフモードで、やること
不要なアプリやドライバーを削除する
直前に入れたアプリや、更新したドライバーが、原因と思われる場合は、削除します。
システムの復元
問題が出る前の状態に、戻します。
更新プログラムのアンインストール
更新の後に、不具合が出た場合は、更新プログラムを削除することで、改善することがあります。更新が進まない場合は、Windows Updateが終わらない時の対処法も参考になります。
ウイルス対策ソフトでの、スキャン
不審なソフトが原因の場合は、スキャンを実行します。
セーフモードから、通常に戻す
- 「回復」や「スタートアップ設定」から入った場合:パソコンを、再起動するだけで、通常のモードに戻ります
- 「msconfig」で入った場合:「セーフブート」のチェックを外してから、再起動します
セーフモードで直らない時
- 画面が青くなる場合は、ブルースクリーンが出た時の対処法で、原因の切り分けを解説しています
- 画面が固まる場合は、パソコンが固まった時の対処法をご覧ください
- 最終手段は、バックアップを取ったうえでの、Windows 11の初期化です
振り返ると
セーフモードは、最小限の機能で起動して、不具合の原因を探るための方法です。通常の画面が使えるなら、「設定」の「回復」から入り、起動できない場合は、回復環境から入ります。作業が終わったら、通常のモードに戻すことを、忘れないようにしましょう。
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