結論: Windows Updateが終わらない時は、まず待つことが基本です。1〜2時間以上、進捗が変わらず、パソコンのランプも動いていない場合に、周辺機器を外す、トラブルシューティングを実行する、空き容量を確保する、の順に試します。強制終了は、最後の手段です。
まず待つ:止まって見えても、動いている
Windows Updateは、画面の数字が、長く変わらなくても、裏で処理が進んでいることがあります。特に、年に一度の大型更新は、時間がかかります。
次の状態なら、処理が進んでいる可能性があります。
- パソコンの、ドライブのランプが、点滅している
- ファンが、回っている、または、本体が、温かい
- 進捗の数字が、ゆっくりでも、増えている
**少なくとも1〜2時間は、電源をつないだまま、待ってみてください。**更新中は、他の操作をしないでください。
本当に止まっている目安
次のすべてに当てはまる場合は、止まっている可能性が高くなります。
- 1〜2時間以上、進捗の数字が、まったく変わらない
- ドライブのランプが、まったく動かない
- マウスやキーボードにも、反応しない
対処法(上から順に)
1. 周辺機器を外す
マウスとキーボード以外の周辺機器(USB機器、外付けドライブ、プリンターなど)を外して、様子を見ます。
2. 通常の画面が使えるなら、トラブルシューティングを実行する
- 「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」を開く
- 「その他のトラブルシューティング ツール」を選ぶ
- 「Windows Update」の「実行」を選ぶ
- 案内に従って、問題の検出と修復を行い、再起動する
メニューの名称は、バージョンによって異なる場合があります。
3. 空き容量を確認する
ストレージの空き容量が少ないと、更新が、失敗しやすくなります。大型更新では、数十GBの空きが、必要になることがあります。不要なファイルを削除して、空きを確保してください。容量の考え方は、メモリとストレージの違いをご覧ください。
4. 再起動して、もう一度試す
画面が操作できる状態なら、パソコンを再起動してから、「設定」→「Windows Update」で、更新プログラムを、再度チェックします。
5. 更新ファイルのリセット(上級者向け)
更新用のファイルが、壊れている場合は、リセットで直ることがあります。操作を誤ると、不具合の原因になるため、必ず、バックアップを取ってから行ってください。
- スタートメニューで「cmd」と検索し、「管理者として実行」でコマンドプロンプトを開く
- 次のコマンドを、1行ずつ入力し、Enterキーを押す
net stop wuauserv
net stop bits
ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
net start wuauserv
net start bits
- パソコンを再起動して、Windows Updateを再度実行する
6. システムファイルの修復
コマンドプロンプト(管理者)で、次を順に実行します。
sfc /scannow
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
どちらも、完了まで、時間がかかることがあります。
7. 手動で、更新プログラムを入れる
特定の更新だけが失敗する場合は、Microsoftの公式サイトの「Microsoft Updateカタログ」から、該当の更新プログラム(KBから始まる番号)を探して、手動でインストールできます。
起動しなくなった場合
更新中の強制終了などで、Windowsが起動しなくなった場合は、次を検討します。
- 自動修復の画面が出たら、案内に従って、修復を試す
- 「システムの復元」や、「更新プログラムのアンインストール」を試す
- 繰り返し失敗する場合は、データのバックアップを優先し、メーカーや修理店に相談する
画面が青くなる場合の対処は、ブルースクリーンが出た時の対処法で解説しています。最終手段としての初期化は、Windows 11の初期化のやり方をご覧ください。
更新の前に、やっておくこと
- 大切なデータの、バックアップ(手順は、パソコンのバックアップの始め方)
- ノートパソコンは、電源につなぐ
- ストレージの空き容量を、確保する
- 更新中は、電源を切らず、他の操作をしない
更新を後回しにしない理由
更新が面倒でも、セキュリティの修正が含まれているため、後回しは危険です。重要性は、Windowsアップデートが「3日以内」の時代に?や、Windows 11 24H2の更新終了でも解説しています。
振り返ると
Windows Updateが終わらない時は、まず1〜2時間待ち、止まっていると判断できたら、周辺機器の取り外し、トラブルシューティング、空き容量の確認、更新ファイルのリセットの順に試します。強制終了は、最後の手段にしましょう。
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