結論: Windows 11 24H2(Home・Pro)は、2026年10月13日(米国時間)の月例更新が最後になりました。同じ日の月例更新は、1400件を超える脆弱性を修正した過去最多規模で、すでに悪用されている脆弱性も含まれます。24H2を使っている人は、Windows Updateで、25H2か26H2への更新を済ませてください。
何が起きたのか
Microsoftは2026年10月13日(米国時間、日本では14日)に、10月分の月例セキュリティ更新プログラムを公開しました。
- 修正された脆弱性は、集計によって1407〜1413件ほどと報じられており、いずれも過去最多規模とされています(集計の対象や方法で、件数が少し異なります)
- WindowsやOffice、Exchange Server、.NETなどが対象です
- 更新を適用する前から、すでに実際の攻撃で使われていた脆弱性(ゼロデイ)が、1件含まれています。Windows Shellの、セキュリティ機能を回避できる欠陥で、Microsoftは早急な適用を呼びかけています
- この更新は、Windows 11 26H2にとって初めての公式の月例更新であり、24H2のHome・Proにとっては最後の更新でもあります
なぜ、こんなに件数が多いのか
件数が増えている背景として、AIによって脆弱性を発見する速度が上がったことを指摘する分析があります。同じ分析では、今年の悪用されたゼロデイの件数が、数年前の同じ時期を下回っているとして、「攻撃が急に増えたというより、すでにあった弱点が見つかりやすくなった」という見方が示されています。
ただし、件数が多いこと自体より、更新を適用していないパソコンが、すでに悪用が確認された弱点を抱えたままになることのほうが、現実的なリスクです。
24H2のサポート期限と、更新先の目安
Windows 11は、バージョンごとにサポート期限があります。Home・Proの更新終了日は、次のとおりと案内されています。
| バージョン | Home・Proの更新終了日 |
|---|---|
| 24H2 | 2026年10月13日 |
| 25H2 | 2027年10月12日 |
| 26H2 | 2028年10月10日 |
日付は米国時間です。最新の期限は、Microsoftの公式情報で確認してください。
今やること:3ステップ
ステップ1:自分のバージョンを確認する
- キーボードの「Windowsキー」と「R」を同時に押す
- 表示された入力欄に「winver」と入力して、Enterキーを押す
- 表示された画面で、「バージョン」が「24H2」「25H2」「26H2」のどれかを確認する
ステップ2:Windows Updateを実行する
- 「スタート」から「設定」を開く
- 「Windows Update」を選ぶ
- 「最新の更新プログラムが利用可能になったらすぐに入手する」をオンにする
- 「更新プログラムのチェック」を押す
- 「Windows 11 バージョン26H2」などが表示されたら、案内に従って、ダウンロードとインストールを行い、再起動する
24H2から、25H2を経由せずに、直接26H2へ更新できます。24H2・25H2からの切り替えは、すでに月例更新で配信済みの内容を有効にする小さな更新で、再起動は1回程度とされています。メニューの名称は、バージョンによって異なる場合があります。
ステップ3:更新の前に、準備をしておく
- 大事なファイルを、バックアップする。手順は、パソコンのバックアップの始め方で解説しています
- ノートパソコンは、電源につないだ状態で行う
- Cドライブの空き容量に、余裕があるか確認する
- 更新中は、電源を切らない
26H2が表示されないとき
26H2は、段階的に配信されています。表示されない場合は、次を試してください。
- 「設定」→「Windows Update」で、月例の更新を、すべて適用し、再起動する
- 「最新の更新プログラムが利用可能になったらすぐに入手する」をオンにする
- 少し時間をおいて、もう一度、更新プログラムのチェックを行う
なお、サポート中の25H2に更新しておくだけでも、当面の期限は延びます。