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Excelの条件付き書式の使い方|数値や期限で自動で色を付ける

執筆・監修:よろずやIT編集部|編集方針を見る

結論:まずここだけ読めばOK

詳しい手順・原因は、この下で解説しています。

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結論: 条件付き書式は、セルの値に応じて、自動で色や書式を変える機能です。「ホーム」→「条件付き書式」から設定します。行全体に色を付けたい時は、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選び、列だけ$で固定した式(例:=$C2>=100)を書きます。色が付かない時は、範囲・$の位置・文字列と数値の違いを確認してください。

条件付き書式とは

セルの値が、ある条件に当てはまった時だけ、色や書式を変える機能です。

手作業で色を付けると、値が変わった時に、色を直す手間がかかります。条件付き書式なら、値が変わると、色も自動で変わります。

基本の手順

範囲を選び、条件付き書式のメニューを開き、ルールを選び、条件と書式を決める4つの手順と、よく使うルールを示した図解

  1. 色を付けたいセルの範囲を選ぶ
  2. 「ホーム」タブの「条件付き書式」を開く
  3. ルールを選ぶ(「セルの強調表示ルール」など)
  4. 条件(値)と、書式(色など)を決めて、OKを押す

画面の名称は、バージョンで異なる場合があります。

よく使うルール

ルール できること
セルの強調表示ルール 指定の値より大きい・小さい、等しい、特定の文字を含む、重複する値、日付など
上位/下位ルール 上位10項目、下位10%、平均より上・下
データバー 数値の大きさを、バーの長さで表す
カラースケール 数値の大きさを、色の濃さで表す
アイコンセット 数値の段階を、矢印や信号の記号で表す

例:売上が目標未満のセルを赤くする

  1. 売上のセルの範囲を選ぶ
  2. 「条件付き書式」→「セルの強調表示ルール」→「指定の値より小さい」を選ぶ
  3. 目標の値(たとえば、100)を入力し、「濃い赤の文字、明るい赤の背景」などを選ぶ

重複する値を見つける方法は、Excelで重複を見つけて削除する方法でも紹介しています。

行全体に色を付ける:数式を使う

セルの強調表示ルールは、そのセルだけに色が付きます。同じ行全体に色を付けたい時は、数式を使います。

数式を使用して書式設定するセルを決定を選び、列を$で固定した式で行全体に色を付ける方法と、式の例を示した図解

  1. 色を付けたい範囲全体を選ぶ(例:A2からE100)
  2. 「条件付き書式」→「新しいルール」を選ぶ
  3. 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選ぶ
  4. 式の入力欄に、条件の式を書く(例:=$C2>=100)
  5. 「書式」で色を選んで、OKを押す

$ の意味:列を固定して、行は動かす

=$C2>=100

こうすると、各行ごとに、C列の値を判定して、行全体に色が付きます。選んだ範囲の、左上のセル(この例ではA2)を基準に、式を書きます。

よく使う式の例

やりたいこと 式
売上(C列)が100以上の行 =$C2>=100
期限(D列)が過ぎた行 =$D2
日付(A列)が土日の行 =WEEKDAY($A2,2)>=6
状態(E列)が「完了」の行 =$E2="完了"
期限が過ぎていて、完了していない行 =AND($D2"完了")

TODAY() は、今日の日付を返す関数で、ファイルを開くたびに更新されます。WEEKDAY(日付,2) は、月曜日が1、日曜日が7になるため、6以上が土日です。条件の使い方は、IF関数の使い方の考え方と同じです。

色が付かない時の確認

原因 確認すること
範囲が違う ルールの適用先が、色を付けたい範囲か
$ の位置 列を固定($C2)しているか。C2 や $C$2 だと、意図と違う動きになる
文字列と数値 数字が文字列になっていないか(Excelの文字と数字の変換)
スペース・全角半角 文字の条件が、完全に一致しているか
ルールの優先順位 複数のルールで、別のルールが優先されていないか

ルールの管理と削除

コピーして貼り付けると、条件付き書式も一緒にコピーされ、ルールの数が増えて、動作が分かりにくくなることがあります。「ルールの管理」で、整理します。

見やすさの工夫

まとめ

関連記事:IF関数の使い方、SUMIFS・COUNTIFS関数の使い方、Excelで重複を見つけて削除する方法、Excelでプルダウンリストを作る方法、ピボットテーブルの使い方

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よくある質問

Q.行全体に色を付けるには?

A.色を付けたい範囲(たとえば、A2からE100)を選び、『条件付き書式』→『新しいルール』→『数式を使用して、書式設定するセルを決定』を選びます。式の入力欄に、たとえば『=$C2>=100』と書き、書式で色を選びます。列だけを$で固定し、行は動かす(2のまま)のがポイントです。

Q.期限が過ぎた行に、色を付けたいです。

A.数式を使用するルールで、『=$D2<TODAY()』のように書きます。D列に期限の日付が入っている場合、今日より前の日付の行が、対象になります。完了した行は除外したい場合は、『=AND($D2<TODAY(),$E2<>"完了")』のように、条件を組み合わせます。

Q.土日の行に、色を付けるには?

A.日付がA列にある場合は、数式を使用するルールで、『=WEEKDAY($A2,2)>=6』と書きます。WEEKDAY関数の第2引数を2にすると、月曜日が1、日曜日が7になるため、6以上が、土曜日と日曜日です。

Q.色が付きません。何を確認すればいいですか?

A.まず、設定した範囲が、正しいかを確認します。数式の場合は、$の位置(列を固定しているか)、条件が数値なのか文字列なのかも確認してください。見た目が数字でも、文字列として入っていると、数値の条件に一致しません。ルールが複数ある場合は、『ルールの管理』で、優先順位も確認します。

Q.条件付き書式を、消すには?

A.範囲を選び、『条件付き書式』→『ルールのクリア』→『選択したセルからルールをクリア』を選びます。シート全体から消す場合は、『シート全体からルールをクリア』を選びます。個別のルールだけを直したい時は、『ルールの管理』から、編集や削除ができます。

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