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Excelで重複を見つけて削除する方法|条件付き書式・重複の削除・UNIQUE関数

執筆・監修:よろずやIT編集部|編集方針を見る

結論:まずここだけ読めばOK

詳しい手順・原因は、この下で解説しています。

アプリのイラスト

結論: 重複を見つけるだけなら、条件付き書式の「重複する値」。消すなら、「データ」タブ → 「重複の削除」です。ただし、「重複の削除」は、チェックした列がすべて同じ行だけを重複と判断します。列の選び方で、消える行が変わるため、実行する前に、元データのコピーを残してください。

目的別:どの方法を使うか

重複を見つける、消す、重複を除いた一覧を作る、個数を数えるの4つの目的別に、使う機能を示した図解

やりたいこと 使うもの
重複を見つけたい 条件付き書式(重複する値)
重複を消したい 重複の削除
重複を除いた一覧を別の場所に出したい UNIQUE関数(Microsoft 365・Excel 2021以降)
同じ値が何個あるか数えたい COUNTIF関数

画面の名称は、バージョンで異なる場合があります。

重複を見つける:条件付き書式

消す前に、まず見つけて確認したい時に便利です。

  1. 重複を調べたい範囲を選ぶ(例:A列の名前)
  2. 「ホーム」タブの「条件付き書式」を開く
  3. 「セルの強調表示ルール」→「重複する値」を選ぶ
  4. 色を選んで、OKを押す

重複しているセルに、色が付きます。データは変わらないので、安全に確認できます。

重複を削除する:「重複の削除」

  1. データが入っている表のセルを選ぶ(または、範囲を選ぶ)
  2. 「データ」タブの「重複の削除」を押す
  3. 重複かどうかを判断する列にチェックを入れる
  4. 1行目が見出しなら、「先頭行をデータの見出しとして使用する」にチェックが入っているか確認する
  5. OKを押す

実行すると、何件の重複が削除され、何件が残ったかが表示されます。

列の選び方で、消える行が変わる

名前だけにチェックした場合と、名前と部署の両方にチェックした場合で、消える行が違うことを示した図解

チェックした列が、すべて同じ行だけが、重複と判断されます。

元のデータ
田中 営業
田中 総務
佐藤 営業

「同じ人の、別の部署の行」を残したいのに、名前だけで判断して、消してしまうミスが起きやすい点です。何をもって「重複」とするかを、先に決めておきます。

残る行は「最初の行」

重複の中で、上にある最初の行が残り、2行目以降が削除されます。残したい行を選びたい時は、先に並べ替えて、残したい行が上に来るようにします。

消す前の準備

「重複の削除」は、実行後に、戻せなくなることがあります。

次の準備をしてから、実行します。

  1. ファイルを、別名で保存する(または、シートをコピーする)
  2. 条件付き書式で、何が重複かを確認する
  3. 判断する列を決めてから、実行する

重複を消さずに、一覧だけ作る:UNIQUE関数

Microsoft 365や、Excel 2021以降では、UNIQUE関数で、重複を除いた一覧を、別の場所に作れます。

=UNIQUE(A2:A100)

重複の個数を数える:COUNTIF関数

=COUNTIF(A:A,A2)

A2と同じ値が、A列に何個あるかを返します。2以上なら、重複しています。

「2回目以降だけを重複としたい」場合は、範囲を、その行までにして数えます。

=COUNTIF($A$2:A2,A2)

下にコピーすると、同じ値が何回目に出てきたかが分かります。2以上の行が、2回目以降の重複です。

重複が消えない・見つからない時

見た目が同じでも、別の値として扱われることがあります。

原因 見分け方 対処
前後にスペースがある 文字数が合わない TRIM関数で、スペースを取る
全角と半角が混ざっている 「ABC」と「ABC」など 表記をそろえる(ASC関数・JIS関数)
数字が、文字列と数値で混ざっている セルの左寄せ・右寄せが違う 型をそろえる(文字と数字の変換)
先頭の0が消えている 「001」と「1」 先頭の0が消える時の対処

Googleスプレッドシートでは

範囲を選び、「データ」→「データクリーンアップ」→「重複を削除」で、同じように消せます。基本的な使い方は、Googleスプレッドシートの基本をご覧ください。

まとめ

関連記事:VLOOKUP関数の使い方、ピボットテーブルの使い方、Excelの文字と数字の変換、Excelで先頭の0が消える時の対処、Excelの並べ替えができない時の確認

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よくある質問

Q.重複を削除すると、どの行が残りますか?

A.上にある、最初の行が残り、2行目以降の重複が削除されます。どれを残すかを選びたい時は、先に並べ替えて、残したい行が上に来るようにします。

Q.重複の削除を、元に戻せますか?

A.実行した直後なら、Ctrl + Z(元に戻す)で戻せます。ほかの操作をしたあとや、保存して閉じたあとは、戻せません。実行する前に、元データを別のシートや別のファイルにコピーしておきます。

Q.見た目が同じなのに、重複として扱われません。

A.目に見えない違いが、原因のことが多いです。前後のスペース、全角と半角の違い、数字が文字列として入っているか数値として入っているか、などです。TRIM関数でスペースを取り、文字列と数値の違いをそろえてから、もう一度、試します。

Q.重複を消さずに、一覧だけ作りたいです。

A.Microsoft 365や、Excel 2021以降なら、UNIQUE関数で、重複を除いた一覧を、別の場所に作れます。元のデータは、そのまま残ります。

Q.Googleスプレッドシートでも、できますか?

A.できます。範囲を選び、『データ』→『データクリーンアップ』→『重複を削除』で、同じように削除できます。強調して見つけたい場合は、条件付き書式のカスタム数式で、COUNTIF関数を使う方法があります。

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