結論: サーバーとは、ほかのコンピューター(クライアント)の求めに応じて、データやサービスを提供するコンピューターです。Webサイトを見たり、メールを送ったりする時、裏側では、サーバーが働いています。
レストランで考える
- お客さん(クライアント):「このページを見せてください」と注文する
- 厨房とスタッフ(サーバー):注文を受けて、料理(データ)を出す
お客さんが、いつ来ても、すぐに料理を出せるよう、厨房は、いつでも、動ける状態で待機しています。サーバーも同じで、24時間、リクエスト(要求)を受け付ける状態で、動き続けます。
サーバーとクライアントの関係
- 利用者が、スマホやパソコン(クライアント)で、サイトのアドレスを入力する
- クライアントが、サーバーに、「このページをください」とリクエストを送る
- サーバーが、必要なデータを用意して、レスポンスとして返す
- クライアントが、受け取ったデータを、画面に表示する
このやり取りの結果を、数字で表したものが、HTTPステータスコードです。
サーバーの種類
提供するサービスによって、呼び名が変わります。
| 種類 | 役割 |
|---|---|
| Webサーバー | Webサイトのデータを、ブラウザに送る |
| メールサーバー | メールの送信・受信を、中継・保管する |
| ファイルサーバー | 社内などで、ファイルを共有する |
| データベースサーバー | 大量のデータを、保管・検索する |
| DNSサーバー | ドメイン名から、IPアドレスを調べる。DNSとはで解説 |
| アプリケーションサーバー | アプリの処理を、実行する |
1台で、複数の役割を兼ねる場合もあれば、役割ごとに、別のサーバーを用意する場合もあります。
家庭のパソコンとの違い
| 項目 | 家庭用のパソコン | サーバー |
|---|---|---|
| 動かし方 | 使う時だけ | 24時間、動き続ける |
| 重視すること | 使いやすさ、価格 | 安定性、処理能力、故障への備え |
| 構成 | 1台で完結 | 電源やストレージを、二重にするなど冗長化することが多い |
| 管理 | 利用者自身 | 専門の担当者や、事業者 |
故障しても、データが失われないための工夫は、RAIDとはで解説しています。
サーバーの置き場所
- オンプレミス:自社の建物内で、サーバーを持つ
- データセンター:専用の施設に、サーバーを預ける
- クラウド:事業者のサーバーを、インターネット越しに借りる
違いは、クラウドとオンプレミスの違いで、クラウドの考え方は、クラウドはどこにある?で解説しています。サーバーの管理を、さらに事業者に任せる仕組みは、サーバーレスとはをご覧ください。
アクセスが増えたら
1台のサーバーでは、処理しきれなくなった時は、複数のサーバーに、アクセスを振り分ける工夫をします。ロードバランサーとはや、リバースプロキシとはが、その代表的な仕組みです。
振り返ると
サーバーは、ほかのコンピューターの求めに応じて、データやサービスを提供するコンピューターです。見た目や種類はさまざまですが、「提供する側」という役割が共通しています。最近は、クラウドで借りる使い方が、広がっています。
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