結論: iOS 27へ更新する前は、①対応機種、②バックアップの最終日時、③空き容量、④LINE・認証アプリなどの引き継ぎ情報、⑤Apple Accountのパスワードの5点を確認しておけば、万一うまくいかなくても慌てずに済みます。
iOS 27は、すでに配信が始まっています
iOS 27は、2026年9月15日に配信が始まりました。対応機種はiOS 26と同じで、iPhone 11以降と、第2世代以降のiPhone SEと報じられています。同時に、iOS 26のセキュリティアップデートであるiOS 26.7も提供されました。「新しいOSにはまだ変えたくないが、セキュリティ修正は受けたい」という人向けの選択肢です。
この記事を書いている2026年10月23日時点では、iOS 27.2が10月下旬にも配信されるのではないか、という報道もあります。配信日は発表されていないため、最新の情報はAppleの公式ページで確認してください。
更新のたびに、「今すぐ更新するべきか、少し待つべきか」で迷う方は多いと思います。どちらを選ぶにしても、更新の前にやっておくことは同じです。
確認① 対応機種に入っているか
「設定」→「一般」→「情報」で、機種名を確認します。iPhone 11より前のモデルは、iOS 27の対象外です。対象外の場合は、更新を無理に探さず、今のiOSで使い続けるか、機種変更を検討することになります。機種変更の前の準備は、機種変更前に確認したいデータ移行チェックリストにまとめています。
確認② バックアップの最終日時が、直近になっているか
アップデートは、基本的にデータを残したまま進みますが、途中で止まったり、まれに初期化や復元が必要になったりすることがあります。そのときに、バックアップが古いままだと、直近の写真やデータが戻りません。
見るのは「バックアップがオンか」ではなく、最後にバックアップが完了した日時です。
- 「設定」アプリを開き、一番上の自分の名前をタップする
- 「iCloud」→「iCloudバックアップ」を開く
- 最後にバックアップが完了した日時が、直近かを確認する
- 古ければ、Wi-Fiにつないで充電しながら、「今すぐバックアップ」を実行する
相談を受けていると、「バックアップは設定しているはず」という方が、実際には数か月前で止まっていた、ということがよくあります。「設定している」ことと「実行されている」ことは別です。手順の詳細や、止まっている時の原因は、スマホのバックアップを確認する方法で解説しています。
確認③ 空き容量は足りているか
アップデートには、ダウンロードと展開のために、ある程度の空き容量が必要です。足りないと、更新できない、または途中で止まることがあります。
- 本体の空き容量:「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」
- iCloudの空き容量:「設定」→自分の名前→「iCloud」
本体が足りない時は、iPhoneのストレージがいっぱいの時の対処法を、iCloudが足りない時は、iCloudの容量がいっぱいの時の対処法を参考にしてください。ただし、容量を空けるために削除する前に、必ずバックアップを確認してください。
確認④ LINE・認証アプリ・電子マネーの引き継ぎ情報
OSの更新は、機種変更とは違い、通常はアプリのデータも残ります。ただ、万一、復元や初期化が必要になった場合に備えて、アプリごとに別の引き継ぎ手続きが必要なものを確認しておくと安心です。
- LINE:引き継ぎの準備ができているか。新しいスマホにしてから考えると、古い端末がない・電話番号が変わった・パスワードが分からない、が重なって、ほぼ復旧できなくなることがあります(LINEの引き継ぎ)
- 認証アプリ(Authenticatorなど):機種を変える・復元する際に、移行やバックアップが必要です(認証アプリのバックアップ)
- 電子マネー・決済アプリ:ログイン情報や、再設定の方法を確認しておきます