※この記事は、2026年10月16日時点の公表・報道にもとづいています。調査は続いており、件数・項目・対応は変わる可能性があります。必ず、ソースネクストの公式発表をご確認ください。
何が起きたのか
ソースネクストは、2026年10月15日、会員情報取得API(システム同士がデータをやり取りする窓口)が不正に利用され、最大22,519,960件の会員情報が流出した可能性があると公表しました。
報じられている経過は、次のとおりです。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 10月9日 10時ごろ | 不正なアクセスが始まった(とされる) |
| 10月13日 | 同社が不正アクセスを確認 |
| 10月15日 | 流出の可能性を公表 |
| 10月16日 | NHKが、パスワードが暗号化されていない状態で流出したと報道 |
2,200万件を超える規模は、2026年9月以降に公表された個人情報の流出のなかでも、最大級です。背景は、なぜ今、個人情報の流出が相次いでいるのかで整理しています。
流出した可能性のある情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ログイン情報 | メールアドレス、パスワード |
| 本人の情報 | 氏名、住所、電話番号、生年月日 |
| 勤務先の情報 | 勤務先、役職など |
| 含まれないもの | クレジットカード情報 |
項目は、登録した内容によって、人ごとに異なります。
パスワードが「暗号化されていない」とは
NHKは、10月16日、パスワードが暗号化されていない状態で流出したと報じました。一般に、パスワードは、元に戻せない形に変換して(ハッシュ化)保管されます。そうなっていれば、流出しても、元のパスワードを割り出すのに、手間がかかります(ハッシュ化されたパスワードが流出したら)。
暗号化されていない場合は、パスワードが、そのまま使える状態で渡ったことになります。ソースネクストは、対象のパスワードをリセット済みで、同じメールアドレスとパスワードの組み合わせを使っている、他のサービスのパスワードも変更するよう、求めていると報じられています。
今すぐやること
① 公式サイトで、対象か確認する
- メール内のリンクは、開かない
- 自分で、公式サイトやブックマークを開き、お知らせを確認する
- 分からなければ、公式の問い合わせ窓口に確認する
流出の公表後は、その企業を装った詐欺の連絡が、届く可能性があります(流出後の「お詫び」「補償」の連絡は本物?)。
② 同じパスワードを使っているサービスを、すべて変更する
ソースネクストのパスワードは、リセットされていますが、それと同じパスワードを、他のサービスで使っていれば、そちらが危険です。
- メールアドレスのアカウント(他のサービスの、パスワード再設定に使われるため)
- 金融・決済サービス
- 買い物・ポイントサービス
- その他のサービス
流出したIDとパスワードの組み合わせは、他のサービスで自動的に試されます(リスト型攻撃とは)。
③ 二段階認証を設定する
パスワードが知られても、もう1つの確認があれば、すぐには、乗っ取られにくくなります(二段階認証はSMS・認証アプリ・パスキーのどれがいい?)。
④ 詐欺連絡に、警戒する
氏名、住所、電話番号、生年月日、勤務先・役職まで漏れると、本物らしい詐欺に使われる可能性があります。
| 連絡の種類 | 注意点 |
|---|---|
| 「お詫び」「補償」「パスワード変更」の連絡 | 公式サイトから、自分で確認する |
| 勤務先を名乗る連絡、取引先を装うメール | 勤務先や役職を知っていても、本物とは限らない |
| 電話での確認 | 認証コードや暗証番号は、伝えない |
詳しくは、メールアドレスと電話番号が流出したら、何をされる?をご覧ください。
⑤ 勤務先のメールアドレスで登録していた場合
会社のメールアドレスで登録していた場合は、勤務先への報告が必要になることがあります。会社の規程に従い、情報システム部門などに、早めに相談してください。