※この記事は、2026年10月14日時点の一般的な情報にもとづいています。サービスの名称や画面は、変更されることがあります。
「自分も、対象かもしれない」
連日、個人情報流出のニュースが流れると、「自分が使っているサービスは、大丈夫だろうか」「自分の情報も、漏れているのでは」と、不安になります。この記事では、自分の情報が流出したかを、確認する方法と、確認の限界を整理します。流出が起きる背景は、個人情報の流出はなぜ起きるのかで解説しています。
確認の基本は、4つ
| 順番 | 確認方法 | 分かること |
|---|---|---|
| ① | 公式の発表を見る | 流出した企業・サービス、対象、流出した情報の種類 |
| ② | 企業からの個別通知を確認する | 自分が対象かどうか |
| ③ | パスワードの漏えいチェックを使う | 過去に流出したパスワードを、使っていないか |
| ④ | 不審な兆候を見る | すでに、悪用が始まっていないか |
① 公式の発表を見る
自分が使っているサービスが、流出の公表に含まれていないかを、確認します。
- 企業の**公式サイトの「お知らせ」**を確認する
- 公式アプリの、お知らせ・通知を確認する
- 報道を見た時は、その報道のリンクではなく、企業の公式サイトで、一次情報を確認する
発表には、流出した可能性のある情報の種類(氏名、住所、パスワード、本人確認書類など)が書かれています。これが、次に何をすべきかを決める手がかりになります(自分の情報が流出したと通知が来たらの表をご覧ください)。
② 企業からの個別通知を確認する
対象の方には、メールやアプリの通知で、個別に連絡されることが多くあります。ただし、通知を装った偽の連絡が、届くことがあります。
- 通知のリンクや電話番号は、使わない
- 自分で、公式サイトや公式アプリ、ブックマークを開いて、同じ内容のお知らせがあるかを確認する
- 通知が来ていなくても、公式の発表が出ている場合は、問い合わせ窓口に、確認する
見分けるのではなく、自分で、公式の入口から確認するのが、基本です(巧妙なフィッシングメールは見分けられない前提で)。
③ パスワードの漏えいチェックを使う
パスワードが流出していないかを、確認できる機能があります。次のような機能が、提供されていることがあります(名称や場所は、バージョンによって異なります)。
| 提供元 | 機能の例 |
|---|---|
| パスワードマネージャーの、パスワードチェックアップ | |
| Apple | 「パスワード」の、セキュリティに関する推奨事項(侵害されたパスワードの検出) |
| ブラウザ(Firefox、Edge、Safariなど) | 保存したパスワードの、漏えいの警告 |
これらは、保存してあるパスワードが、過去の流出に含まれていたり、使い回されていたりする場合に、知らせてくれる機能です。警告が出たら、該当サービスのパスワードを、すぐ変更してください。
また、メールアドレスが、過去の流出に含まれているかを、確認できる外部のサービスもあります。利用する場合は、信頼できる提供元か、公式サイトのアドレスを自分で入力して開いたかを確認し、パスワードなどの情報は入力しないでください。
④ 不審な兆候を見る
流出の影響は、不審な出来事として、表れることがあります。
- ログイン通知(身に覚えのない場所や端末からのログイン)が来る
- 迷惑メール・SMS・電話が、急に増える
- 身に覚えのない請求や、ポイントの交換、契約の通知が来る
- パスワードの再設定メールが、頼んでいないのに届く
- 使っていないはずのサービスから、通知が来る
これらがあれば、すぐに、そのサービスのパスワードを変更し、利用履歴を確認してください。
確認できることと、できないこと
確認には、限界があります。
| 確認できること | 確認できないこと |
|---|---|
| 公式に公表された事案への、該当の有無 | 公表されていない流出 |
| 保存したパスワードの、過去の流出履歴 | 流出した情報が、今、誰の手元にあるのか |
| 不審な兆候の、有無 | 悪用が、これから起きるかどうか |
「見つからなかった=安全」とは、言えません。確認は、あくまで目安です。